実験性と美しいコーラス、偶然は必然と思わせる大傑作アルバム


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初めてこのレコードに針を落としたときの興奮が忘れられない!音楽好きの叔父から大量に送られてきたレコードの中から、このアルバムを引っ張り出して聴いたのが初めてだった。僕の大好きな要素が詰まった魔法のアルバム。実験的と書くと難しいイメージだが、このアルバムには決して小難しく感じさせないストレートなロックが溢れている。それでいながら非常にカラフルで楽しいサウンド。まるで偶然生まれたサウンドを録音してアルバムに閉じ込めたようなミラクルを感じる。僕はブライアン・イーノの声が好きだ。楽曲のアレンジが実験的なのに対して、随分ストレートに感じるメロディとコーラスワークが非常に美しい。決してがなり立てる様なヴォーカルでは無いのだけれど、初期衝動を感じられるこのアルバムにはパンク・スピリットが詰まっている。レコードA面には派手でポップなロックチューンが並ぶ。数曲にはギターにキングクリムゾンのロバート・フリップが参加していて、最高のギターソロを聞かせてくれる。B面、後半に進むにつれ内省的な部分が現れてくる。。非常に美しい。エンディングに向かって神々しい程の音楽が展開される大傑作アルバム。決してハイファイな音では無いのだが僕はこのアルバム全体の音が好きだ。色んな音で塗り重ねられたイーノサウンドがこの上なく気持ち良い◎少しMy Bloody Valentineのラブレスの香りを感じるのは私だけだろうか?

音楽の楽しさでいっぱいなこのアルバムを聴くと、不思議と自分でも音楽を作りたくなってくる。「Here Come the Warm Jets」超おススメ!!!!


Here Come the Warm Jets / Brian Eno (1974)

1. Needles In The Camel's Eye
2. The Paw Paw Negro Blowtorch
3. Baby's On Fire
4. Cindy Tells Me
5. Driving Me Backwards
6. On Some Faraway Beach
7. Blank Frank
8. Dead Finks Don't Talk
9. Some Of Them Are Old
10. Here Come The Warm Jets


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